今月の和食メニューレッスン
2017年09月22日(金) 12:51 今月は何かと予定がたてこんでいるのに、台風や季節の変わり目で体調を崩される方がいらっしゃったりと、なかなか予定通りに運ばず・・・と、いった感じで、先週末行うはずの和食メニューレッスンもそういう理由で遂行人数に達しなかった為に中止とさせて頂きました。
楽しみにされていた生徒さんには大変申し訳ありません。
さて、本来なら今回が2回目というところでしたが、今回が9月和食メニューレッスン初回となりました。
今月は23日に秋分の日・お彼岸を迎えるということで、お菓子はこしあんときな粉の2色のミニおはぎをレクチャーしました。
主菜は『鱈と彩り野菜の黒酢あんかけ』 スーパーの産直コーナーに並んでいた新鮮な野菜と、下処理した鱈の身に薄く米粉をまとわせて少ない油で炒め揚げしたものを黒酢を使ったあんをかけて作りました。 秋の新じゃが、かぼちゃ、カラーピーマン、新レンコン、玉ねぎをお肉ではなくお魚と合わせるところがポイントです。
副菜は『卯の花の炒り煮』 おからを使ったメニューです。
具材には白ネギ・インゲン・にんじん・しいたけ・ソーセージ・ちくわ等を使っています。
まぁ言ってみれば冷蔵庫に残っていそうな食材を使って作るメニューでもあります。
昆布と鰹節でとった出汁と調味料を混ぜた合わせ調味料とおからを加えてしっとりと仕上げるものですが、おから次第で給水具合や滑らかさ具合が変わるので、おから自体を事前にフードプロセッサーにかけて、塊感をなくすのがポイントです。
学生の頃、母がよくお弁当の材料で残ったもので週末作って常備菜としていたのがちょっと懐かしくなりました。
一度に食べてしまえる量ではないと思うので、小分けにして冷凍保存しておけば、あと一品欲しい時に解凍して食べられるというヒントもお話しました。
私はよく、これをおからコロッケに加工し直したりします。
正直同じものをず〜っと食べるのって飽きてしまうので、よくリメイクして食べ残ししないようにしています。
汁物は『豆腐と干し椎茸の味噌汁』 鰹節のイノシン酸、昆布のグルタミン酸、そして干し椎茸のグアニル酸の3つの旨味がひとつになった味噌汁は、我が家では客人のおもてなし料理の締めでご飯とお出しするメニューです。
味噌は今年1月に醸造元で仕込んだ手作り味噌を使いました。
この味噌も米麹・麦麹・醤油の実麹といった3つの麹を使った保存料無添加の味噌。生徒さんには『ホッとする味ですね』と、喜んで頂きました。
出汁の取り方についてよく質問受けるので、当料理教室での手法をレシピに記載しておりますが、数名の方からはやっぱり付きっきりでやらないといけないのは面倒という方もいらっしゃるので、お米を炊飯器に仕込む感覚でできる調理器具をチョイスして、来月あたりから教室で販売していこうと思っています。
さて、来月のレッスンスケジュールとメニューですが、来週開けに公開致します。
10月は、和食・中華・欧風・おもてなしメニューを予定しております。
先月から、私自身もブラッシュアップのために教える側から受ける側として勉強に行ってます。
新たなメニューのヒントになるにはシェフとコミュニケーションとりながらが一番かなと思って、交通費かけて参加してます。
少しずつレッスンメニューでアレンジを加えながら披露するようにしたいと思います。 最後になりましたが、27日(水)10:30〜の中華メニューレッスン、お席ご用意できますので、ご参加お待ちしております。
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